シュレディンガーの猫のひとりごと

思ったことをぽろぽろと。それは雨後の筍のように。

ずらり。

少し変わっているのかもしれませんが、私は並んでいるものを見るのが好きです。

喫茶店のカウンターの奥に整列した白いカップたち。

コインランドリーにある数々の洗濯機と乾燥機。

スーパーマーケットの陳列棚。

バーの酒瓶。

本屋や図書館の大きな本棚にお行儀良くすました背表紙。

並んで、使われる時や手に取られる時を待っているその様子に見入ってしまうのです。あと、その場所に並んでいる時にそれらのものたちが見てきた人々はどんなだったろうと考えてもわくわくします。並んでいるものが抱えてる「予感」みたいなものが好きなのかもしれません。

これを書いているのはコインランドリーなのですが、ずらっと並んだ機械が一様にぐるぐると回っているのを見るのも楽しいものです。

並んでいるもの、他にもあったら教えてください。お待ちしております。