シュレディンガーの猫のひとりごと

思ったことをぽろぽろと。それは雨後の筍のように。

ハンバーグと葉っぱ

小さい頃のことで衝撃的なことって、歳を重ねても忘れられずに覚えていることがありますよね。

自分の中で衝撃的だったのが、幼稚園に通っていた頃の夕食の時のこと。

その日の夕食はハンバーグでした。美味しくいたただいていたのですが、急に母がこんなことを言い出しました。

「今、あなたはハンバーグを食べていると思っているよね。でもそれって本当のことなのかな。そういう夢だったり、想像をしているだけで、本当のあなたは森の中で切株に話しかけながら葉っぱをくわえているのかもしれないよ。」

言われた時の衝撃たるや。一緒にご飯を食べている家族も、このご飯も全部本当のことじゃないの?

そんな哲学的な視点を幼稚園児の頃に受け取った割には平々凡々と暮らしております。

ハンバーグだと思えばハンバーグなんだからいいじゃない、それで。